わざわざ組長を殺害する必要があったのか、背景に何があるのか気になります。暴力団関係者との闇の世界には想像を絶する事が起こるのでしょうか。
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:2024/06/07(金) 21:34:41.66 ID:p/gni9Y62024年6月7日 21時16分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240607/k10014473901000.html
去年、神戸市のラーメン店で店主の暴力団組長が拳銃で撃たれて殺害された事件で、銃を使った別の事件ですでに起訴されている暴力団幹部ら合わせて5人が組織犯罪処罰法の殺人の疑いで逮捕されました。警察は山口組の分裂をめぐる抗争の可能性もあるとみて捜査しています。
逮捕されたのは指定暴力団「絆會」の幹部、金成行容疑者(55)と組員ら合わせて5人です。
警察によりますと、5人は去年4月、神戸市長田区のラーメン店で、店主で六代目山口組系暴力団の余嶋学組長を拳銃で撃って殺害したとして組織犯罪処罰法の殺人の疑いが持たれています。
金容疑者が実行役で、ほかの4人は逃走の手助けなどをしたとみられるということです。
金容疑者は4年前に長野県で男性を拳銃で撃ってけがをさせたとして殺人未遂などの罪で起訴されたあと、おととし、茨城県で拳銃を使って暴力団員を殺害したなどとして殺人の罪で先月起訴されています。
捜査関係者によりますと、神戸市の事件では現場周辺の防犯カメラに金容疑者と特徴が似た人物が立ち去る様子が写っていました。
また、金容疑者が潜伏していた仙台市のアパートからは自動式の拳銃1丁が押収され、発射する際に銃弾につく「線条痕」と呼ばれる痕跡が、神戸市の事件の銃弾と一致したということです。
警察は山口組の分裂をめぐる「絆會」と「六代目山口組」の抗争事件の可能性もあるとみて捜査しています。
5人の認否についてはいずれも明らかにしていません。
「線条痕」とは
「線条痕」とは、拳銃から発射された銃弾につく傷痕のことです。
銃弾は発射される際、銃身の内側を回転するため、内側にある溝や傷などが銃弾の表面に細かな模様として残ります。
警察幹部によりますと、別の場所で見つかった銃弾でも、線条痕が一致すれば同じ拳銃から発射された銃弾と判断されることもあるということで、「銃の指紋」とも言われています。
銃器評論家の津田哲也さんは「銃が使われる犯罪では線条痕はかなり有力な証拠になるため、捜査機関は鑑定を行って、過去の犯罪などで使われていないかについても調べることになる。銃身の中にある固有の傷や腐食の痕まで一致している場合は、同一の拳銃である可能性が高い」と話していました。
金成行容疑者とは
捜査関係者によりますと、金容疑者は指定暴力団「絆會」のナンバー2にあたる若頭で、トップの織田絆誠代表の側近とされています。
「絆會」は幹部の引退などもあって構成員が減少する中、「六代目山口組」との間で抗争とみられる事件が相次いでいます。
六代目山口組系の組長が殺害された今回の事件について、警察は早い段階から金容疑者の関与を疑っていました。
金容疑者はこの事件の前にも、2020年に長野県宮田村で50代の男性を拳銃で撃ってけがをさせたとして、全国に重要指名手配されていたほか、2022年に水戸市の六代目山口組系の暴力団事務所で40歳の暴力団員の頭などを拳銃で撃って殺害した疑いでも逮捕状が取られていました。
警察は、金容疑者が逃走中に神戸市で事件を起こした疑いがあるとみて行方を追っていました。
その後、金容疑者はことし2月に仙台市で身柄を確保され、長野県や水戸市の事件に関与したとして起訴されました。
捜査関係者の1人は「六代目山口組が離脱した一部の幹部に復帰を働きかける動きがあった。金容疑者は絆會の勢力を維持するため、みずからが“ヒットマン”となり、六代目山口組系の組長を狙った可能性もある」と話しています。
背景に「山口組」の分裂をめぐる対立か
つづきます
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240607/k10014473901000.html
去年、神戸市のラーメン店で店主の暴力団組長が拳銃で撃たれて殺害された事件で、銃を使った別の事件ですでに起訴されている暴力団幹部ら合わせて5人が組織犯罪処罰法の殺人の疑いで逮捕されました。警察は山口組の分裂をめぐる抗争の可能性もあるとみて捜査しています。
逮捕されたのは指定暴力団「絆會」の幹部、金成行容疑者(55)と組員ら合わせて5人です。
警察によりますと、5人は去年4月、神戸市長田区のラーメン店で、店主で六代目山口組系暴力団の余嶋学組長を拳銃で撃って殺害したとして組織犯罪処罰法の殺人の疑いが持たれています。
金容疑者が実行役で、ほかの4人は逃走の手助けなどをしたとみられるということです。
金容疑者は4年前に長野県で男性を拳銃で撃ってけがをさせたとして殺人未遂などの罪で起訴されたあと、おととし、茨城県で拳銃を使って暴力団員を殺害したなどとして殺人の罪で先月起訴されています。
捜査関係者によりますと、神戸市の事件では現場周辺の防犯カメラに金容疑者と特徴が似た人物が立ち去る様子が写っていました。
また、金容疑者が潜伏していた仙台市のアパートからは自動式の拳銃1丁が押収され、発射する際に銃弾につく「線条痕」と呼ばれる痕跡が、神戸市の事件の銃弾と一致したということです。
警察は山口組の分裂をめぐる「絆會」と「六代目山口組」の抗争事件の可能性もあるとみて捜査しています。
5人の認否についてはいずれも明らかにしていません。
「線条痕」とは
「線条痕」とは、拳銃から発射された銃弾につく傷痕のことです。
銃弾は発射される際、銃身の内側を回転するため、内側にある溝や傷などが銃弾の表面に細かな模様として残ります。
警察幹部によりますと、別の場所で見つかった銃弾でも、線条痕が一致すれば同じ拳銃から発射された銃弾と判断されることもあるということで、「銃の指紋」とも言われています。
銃器評論家の津田哲也さんは「銃が使われる犯罪では線条痕はかなり有力な証拠になるため、捜査機関は鑑定を行って、過去の犯罪などで使われていないかについても調べることになる。銃身の中にある固有の傷や腐食の痕まで一致している場合は、同一の拳銃である可能性が高い」と話していました。
金成行容疑者とは
捜査関係者によりますと、金容疑者は指定暴力団「絆會」のナンバー2にあたる若頭で、トップの織田絆誠代表の側近とされています。
「絆會」は幹部の引退などもあって構成員が減少する中、「六代目山口組」との間で抗争とみられる事件が相次いでいます。
六代目山口組系の組長が殺害された今回の事件について、警察は早い段階から金容疑者の関与を疑っていました。
金容疑者はこの事件の前にも、2020年に長野県宮田村で50代の男性を拳銃で撃ってけがをさせたとして、全国に重要指名手配されていたほか、2022年に水戸市の六代目山口組系の暴力団事務所で40歳の暴力団員の頭などを拳銃で撃って殺害した疑いでも逮捕状が取られていました。
警察は、金容疑者が逃走中に神戸市で事件を起こした疑いがあるとみて行方を追っていました。
その後、金容疑者はことし2月に仙台市で身柄を確保され、長野県や水戸市の事件に関与したとして起訴されました。
捜査関係者の1人は「六代目山口組が離脱した一部の幹部に復帰を働きかける動きがあった。金容疑者は絆會の勢力を維持するため、みずからが“ヒットマン”となり、六代目山口組系の組長を狙った可能性もある」と話しています。
背景に「山口組」の分裂をめぐる対立か
つづきます
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:2024/06/07(金) 21:35:43.92 ID:p/gni9Y6 :2024/06/08(土) 04:30:27.13 ID:OZzI4sbpつづき
背景に「山口組」の分裂をめぐる対立か
指定暴力団の「絆會」と「六代目山口組」の間では、抗争とみられる事件が相次いでいて、国内最大の指定暴力団「山口組」の分裂をめぐる対立が背景にあるとされています。
神戸市灘区に本部がある「山口組」が分裂したのは、9年前の2015年8月。
関西を中心とする一部の幹部の間で、名古屋市の「弘道会」出身者が多くを占める執行部への不満が高まり、神戸市中央区に本部を置く「神戸山口組」が新たに結成されました。
分裂後の山口組は「六代目山口組」と呼ばれています。
さらには、2017年に「神戸山口組」から一部の勢力が離脱して「任侠山口組」、現在の「絆會」を立ち上げました。
警察庁によりますと、それぞれの構成員は2023年末の時点で、「六代目山口組」が44の都道府県におよそ3500人、「神戸山口組」が10の都府県におよそ140人、「絆會」が12の都道府県におよそ60人となっています。
このうち「六代目山口組」と「絆會」の抗争とみられる事件は、2023年までに全国で10件相次いでいます。
団体の事務所などがある兵庫県や大阪府、滋賀県など全国6つの府県の公安委員会は、今後対立が激化し、市民に危険が及ぶおそれがあるとして、2つの団体をより厳しい取締りの対象とする「特定抗争指定暴力団」に指定するための手続きを公示しています。
各府県の公安委員会は順次、2つの団体からの意見聴取などを進め、6月中にも指定を行う方針です。
「山口組」が分裂してからおよそ9年となる現在の情勢について、「暴力団追放兵庫県民センター」の難波圭太郎次長は「取締りの強化や構成員の高齢化などを背景に、暴力団の勢力は年々、右肩下がりで減少している。ただ、県内では抗争によるものとみられる発砲事件も起きていて、今も不安や恐怖を感じる住民も多いのではないか」と指摘しています。
そのうえで「今後も住民や警察と連携しながら、暴力団事務所の使用を差し止める仮処分請求などを通じて、街なかから暴力団がいなくなるよう、さらに排除運動を進めていきたい」と話しています。
背景に「山口組」の分裂をめぐる対立か
指定暴力団の「絆會」と「六代目山口組」の間では、抗争とみられる事件が相次いでいて、国内最大の指定暴力団「山口組」の分裂をめぐる対立が背景にあるとされています。
神戸市灘区に本部がある「山口組」が分裂したのは、9年前の2015年8月。
関西を中心とする一部の幹部の間で、名古屋市の「弘道会」出身者が多くを占める執行部への不満が高まり、神戸市中央区に本部を置く「神戸山口組」が新たに結成されました。
分裂後の山口組は「六代目山口組」と呼ばれています。
さらには、2017年に「神戸山口組」から一部の勢力が離脱して「任侠山口組」、現在の「絆會」を立ち上げました。
警察庁によりますと、それぞれの構成員は2023年末の時点で、「六代目山口組」が44の都道府県におよそ3500人、「神戸山口組」が10の都府県におよそ140人、「絆會」が12の都道府県におよそ60人となっています。
このうち「六代目山口組」と「絆會」の抗争とみられる事件は、2023年までに全国で10件相次いでいます。
団体の事務所などがある兵庫県や大阪府、滋賀県など全国6つの府県の公安委員会は、今後対立が激化し、市民に危険が及ぶおそれがあるとして、2つの団体をより厳しい取締りの対象とする「特定抗争指定暴力団」に指定するための手続きを公示しています。
各府県の公安委員会は順次、2つの団体からの意見聴取などを進め、6月中にも指定を行う方針です。
「山口組」が分裂してからおよそ9年となる現在の情勢について、「暴力団追放兵庫県民センター」の難波圭太郎次長は「取締りの強化や構成員の高齢化などを背景に、暴力団の勢力は年々、右肩下がりで減少している。ただ、県内では抗争によるものとみられる発砲事件も起きていて、今も不安や恐怖を感じる住民も多いのではないか」と指摘しています。
そのうえで「今後も住民や警察と連携しながら、暴力団事務所の使用を差し止める仮処分請求などを通じて、街なかから暴力団がいなくなるよう、さらに排除運動を進めていきたい」と話しています。
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