普段からピットブルという危険な犬種に関する知識や対策を持っているのが、このような緊急事態で役立ったのでしょう。彼女の行動はただの勇敢さだけではなく、備えあれば憂いなしということを改めて教えてくれるものでもあります。

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 2023年10月、うるま市でピットブルに追われていた高齢の男性を救ったとして警察は、本島中部に住む20代の女性に感謝状を贈りました。

 2023年11月28日、うるま警察署から感謝状を受け取ったのは本島中部に住む比嘉亜沙美さん(25)です。

 比嘉さんは2023年11月24日午後5時半ごろうるま市の市道で小型犬の散歩をしていた高齢の男性が飼い主の預かり先から逃げ出していた体長およそ1.3mのピットブルに追いかけられているところに遭遇しました。

 興奮状態にあったピットブルを比嘉さんは、自身が持っていたタオルを首輪に通して簡易的なリードをつくり男性らから引き離して確保したということです。

 贈呈式で濱田哲男署長は「比嘉さんが日頃から高い防犯意識を持っていたからこその勇気ある行動」と感謝を伝えました。

 比嘉亜沙美さんは「(ピットブルに噛まれたら)おじいちゃんはけがするだろうし、小型犬は*じゃうだろうし、ピットブルは悪くないのに殺処分や保健所に送られることのほうが怖かった」と述べました。

 また比嘉さんは、「大切な愛犬が悪者になることのないよう犬の飼い方や環境を考えるきっかけにしてほしい」と話していました。

琉球朝日放送 2023年11月28日
https://www.qab.co.jp/news/20231128194034.html

(出典 www.qab.co.jp)

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